鍛鋼品製造

鍛造とは、金属材料の塑性加工法の一種で、必要な鍛錬比で鋼塊を練り込み、非常に緻密な優れた金属組織を作り上げます。
鉄系の金属材料においては、そのような緻密な金属組織を有した材料を鍛鋼品と定義しております。
インゴット等の鋼塊を溶解製造したのち鋼塊を適正温度まで加熱、そして高い圧力によってプレスし任意の形状に変化させます。丸棒や角板材などのポピュラーな形状はもちろんリング形状に成形することも可能です。
ここでは 高機能を付加したさまざまな形状の鍛鋼品製造のスタンダードな工程をご紹介させて頂きます。

鍛鋼品製造の流れ

下記をクリックして下さい。

材質・形状・機械加工などの技術的要素およびロットなど量的なご要望を総合的に考慮しお客様に最もマッチするプランを一緒に考えさせて頂きます。

仕様相談で決定しました材質で、鍛鋼品の元材となります鋼塊(インゴット)を製作致します。
定められた化学成分規格を満たすため精密秤量された厳選された金属材料を溶解炉で溶かし金型に流し込みます。
インゴット製造で使用する金型の大きさや形状は、ご要望の製品完成状態に対し最もマッチしたものを当社で選定させて頂きます。

高温に加熱されたインゴットを最大数千トンのプレス機を使用し成形していきます。
成形する際には最適な”鍛造温度”が存在し、材質や形状によって設定するノウハウが詰まっております。
当社では蓄積された膨大な鍛造条件データを活用し、良質な鍛鋼製品をお届け致します

プレス鍛造によって成形され緻密な金属組織へ変化した鍛鋼材料ではありますが、適切な熱処理施工により、材質特性の面で更に高機能化をさせていきます。
この熱処理における”適切”な条件は、金属学の観点から考察されたノウハウの塊となっており、加熱の温度設定、設定温度のキープ時間、温度の上げ方・冷やし方など、それぞれにおいて必要な条件を満たしていくことがたいへん重要です。

鍛造工程、熱処理工程を経た延べ板状や丸棒状の鍛鋼材料は、ご要望の寸法に切断してお届けすることも可能です。
また切断した鍛鋼材料には、機械加工や表面処理を施し、完成品としてのご提供も対応させて頂きます。

高温で成形および熱処理された鍛鋼品は、その冷却時などに内部応力(歪み)が生じる場合があります。
冷却歪みを適切な熱処理で取り除きお届けする形態をとっております。
機械加工時における重切削(粗加工)などで生じる内部応力ににいても低温の熱処理で取り除くことも実施させて頂いております。
金属を理論で形にしていくこと、これが金属材料を作り上げていく企業では必須であると当社では考えております。

鍛鋼品を素材状態でお届けの場合には、スケール等を使用した外郭寸法検査、機械加工や表面処理を施した完成部品でお届けの場合には、精密三次元測定機等での高精度検査を実施致します。

鍛鋼品を素材でお届け、または機械加工施工の完成品でお届けいずれにおいても適切な梱包をおこないお届けさせて頂きます。
精度加工を施した完成品の場合は、必要に応じて防錆油塗布などの処理を実施致します。

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